我輩は犬である。名前はマリア。最近、足腰が弱くなっちゃってねぇ、ふぅ

日々の楽しみ

たいへんご無沙汰いたしました。
みなさま、マリアでございます。お久しぶりです、ごきげんよう。

かれこれ3年以上前に我輩は犬である。名前はマリア、年は11歳、職業は警備員!で自己紹介させていただいて、我輩は犬である。名前はマリア。最近、高齢者の見守りで大忙しよで近況報告してから、なんとなんと2年以上経ってしまったわ、あっというま。汗
「我輩は猫である」の向こうを張るつもりで、もっと頻繁にみなさんにお話ししたいと思っていたんですけれど、まぁ、それなりに大忙しの毎日でしてね、ワンワンワン♪

さてさて、ワタクシ10月に入って15歳になりましてね。ヒトの年齢に換算すると70代半ばほどになるそうでして、アラ還の飼い主・ともちゃんをゆうに超えてしまったみたい。

そんな年齢だと思えば、去年の夏あたりから階段を下りられなくなったのも致し方ないのかな。一度、足を踏み外してドドドン!と派手に落ちちゃってから怖くて怖くて。一軒家の階段、けっこう急勾配なの。しかも、ほら、ワタクシは手すりを掴むわけにいかないもので。
しばらくは、上るほうは勢いで大丈夫だったんだけど、今年の夏頃からは上りもムリかな〜って感じになっちゃって。まぁ、上りたい・下りたいときは弱気な声音でキュ〜ンキュ〜ンと訴えれば、ともちゃんがササッと駆け寄って抱きあげて希望を叶えてくれるから、不便はちっとも感じないのですけれどね。

それもこれも、やっぱり足腰の衰えのせいなのかな、ふぅ。
最近は、ただ立っているだけなのに、ときどきフルフルッて震えちゃうときもあるし、ドテッとコケちゃうこともあって。
で、ともちゃんのお姉さんが、「あら、犬もフルエルなのかしら」なんて呟いて、ともちゃんが「それを言うなら、フレイルでしょ」って大笑いしちゃって、でもワタクシからすると「厳密にはサルコペニアよ」ってただしたいところ。まだ精神的には弱っていないもの。ま、いいけどね、フルエルでもフレイルでもサルコペニアでも。

とはいえ、階段の上り下りができなくなったことで、ともちゃんの階段昇降の見守りの仕事ができなくなっちゃって、ワタクシとしては大事な任務と心得ていただけにけっこうショック。けど、先回りして駆け上ったり駆け下りたりできなくては仕事にならん💧
でもね、だからといって番犬たるワタクシ、警備の仕事はまだまだしっかり遂行してるんざますよ。ときどき、「どっち向いて吠えてるの?」と、ともちゃんに不思議がられることもあるけれど、そりゃね、決まってるじゃない、悪い「気」を祓ってるのよ。なんでわかんないのかな、ま、いいけど。

あとはね、ともちゃんの93歳のお父さんを朝起こす仕事もしっかり欠かさず続けていますよ。93歳ともなると動作が遅くて遅くて、しかも、起きあがるのも着替えるのも、ややもすると途中で止めてしまうこともあるから、そりゃもう横で「ほら、起きて! ほら、がんばれ! ほら、動いて!」って発破をかけてあげないと日常生活が進まない回らない、たいへんなのよ。なのに93歳の爺さんときたら、「うるさい犬だ」なんて嫌そうにすることもあって、ほんと、あきれちゃう。ワタクシがいなければ一人で起きられないくせに、ふんっ!

とまあ、いろいろ気持的にはイライラしたりモヤモヤしたりすることもあるけれど、おおむね、平穏に幸せ〜に日々を送っておりますよ。
もちろん、お散歩も毎日欠かさず。「同じ時間散歩しても、歩数が半分くらいになっちゃたんだよね」と、この間、ともちゃんがお姉さんに話してましたけど、そりゃそうよ、ワタクシ、立ち止まることが多くなったんですもの。だって、この歳になってわかったのよ。たださっさと歩いて用を済ませることだけが散歩ではない、ってこと。散歩の味わいといえば、今だからこその花、草、そして空気のにおいを慈しんで感じることよね。

ということで、今日はこのあたりで失礼いたしますね。
みなさんも、この瞬間瞬間を味わって大事になさってね。それでは、またお目にかかりましょう♡

お花、大好き♡
ときどき、ヨロつきますの
ともちゃんが帰ってきても気づかず寝てますの
あらやだ、トイレで寝てた💦

蔵出し画像:♡♡♡ちっちゃかったマリア♡♡♡

わわわ、毛が短かった! この頃からトイレで寝てた💦
耳はもともと大きかったの
まだ尻尾もふさふさじゃなかった
こんなちっちゃかった!(生後3ヶ月くらい)