つるん、ぷるん、ひんやりデザートの季節ですね! おすすめ簡単レシピ、現在の私のベスト3をご紹介♪

日々の楽しみ

蒸し蒸し暑い季節になってきました。
気分がどんより重くなりがちですが、ひんやり口当たりのよいデザートがあれば、私はご機嫌♡ はい、単純です。

率先して自分でデザート作りをしているのは、甘さの調整が自由自在だから。しかも、お財布にもやさしいですしね。

ひんやり系デザートは、寒天やゼラチンで固めるものが多い。だから砂糖を減らしすぎると膨らまない焼き菓子と比べると、格段に砂糖加減がしやすくて自由度が高いのが魅力です。
Webサイトや本で紹介されているレシピを参考にするときは、たいてい砂糖は半量以下で作ります。

原田病の治療で大量のステロイド薬を服用していた時期に、「砂糖なしデザート」で血糖値対策を工夫しているうちに、自分なりに砂糖を減らすコツをいくつか発見しました。
そのひとつが、ひんやりデザートには少量のハチミツ、メープルシロップ、黒糖などの糖分をトッピングすること。そして食べるときに、本体と少量の糖分を合わせてスプーンですくって口に含む。すると、少量にもかかわらず甘みはじんわりと口に広がり、本体の素材の甘みも引き立ててくれるのです。トッピングした少量の糖分を本体とぐるぐる混ぜてしまうと、この企みは一気におじゃんです。「えっ?これちっとも甘くないじゃん」という残念な結末が待ちうけています。お気をつけて。笑

めんどくさがりやなので、食事の準備の片手間にササっとできるものばかり作ってます。入手しづらかったり高価だったりする特別な材料が必要なのものは作りません。

そんな私の簡単&美味しい「ひんやりデザート」、現時点でのトップ3をご紹介しま〜す!

去年レシピを見つけて以来、頻度高く作っているのはコウケンテツさんの「ミルクココア寒天」。何度も作っているので、レシピを見なくても材料と分量が頭に入ってます。えっへん♪
元のレシピでは粉寒天ですが棒寒天を使うのと、水切りヨーグルトとナッツと柑橘の皮のハチミツ漬け(無農薬の甘夏やニューサマーオレンジやレモンが手に入ったときに、皮を薄く削いで千切りにしてハチミツに漬けておきます)をトッピングするのが私流です。

次に、栗原はるみさんの「黒みつのパンナコッタ」。先週作ってみたところ、家族にも大好評でした。

パンナコッタとかブラマンジェのレシピをあれこれ見ると、たいていは七面倒くさい。コーンスターチと砂糖を牛乳で溶いて火にかけてゼラチンを混ぜてボールに移して氷に当ててとろみがついてきたところでホイップした生クリームを加えて……といった具合。誠実に従うと、洗い物がやたら多くなる。
だけどこのレシピは超シンプル。コーンスターチなし、生クリームの泡立てなし。牛乳と砂糖を温め、ふやかしたゼラチンを入れ、生クリームを加える。そのシンプルさに惹かれて試してみたら、ビンゴ!でした。
普段は生クリームはほとんど使わないのですが、たまに食べると特別感が出てうきうきするものですねー。(ちなみに、私はラム酒は使いませんでした)

ゼリーカップがないのでカップに入れたり、
大きな容器で固めて小分けして食べたり。

さて3つめは、コーヒーゼリー。
ドリップしたコーヒーに、ふやかしておいたゼラチンを加えて冷やすだけ。ノーシュガーで作り、食べる直前にバニラアイスクリームをちょこっとトッピング。以上。
こんな簡単で、こんなに幸せになれるなんて♡
ゼラチンの量は、箱に書いてある分量の半分程度にするのが私は好きです。弾力のあるプルンよりも、ゆるっとしたツルンの食感が好みなんです。

梅雨のゆううつも新型コロナウイルス感染症の先行き不安もひとまず脇において、ひんやりデザートで心を明るくいたしましょう。

以上のレシピ&食べ方が、あなたの小さな幸せの種になったらうれしいな。