昨日6月20日、ジーコが羽化した。
嬉しい、嬉しい、本当に嬉しい。
1頭目のプルミエが、羽化の途中で死んでしまっただけに、2番目のジーコが美しく、元気に、羽化したことがなんとも嬉しい。
蛾はあまり好きではなかった私だが、カイコガの美しさにはうっとりする。
エレガントな上品さが漂う。
羽化したジーコは、堂々とした風格さえ感じさせる。
繭をつくらせずに蛹にさせてしまった経緯は、「6月10日|ジーコが蛹になった!」に詳しく綴ったが、繭に守られずに10日間を過ごした蛹ジーコが、こうして無事に羽化できて、ほんとうによかった。
ありがとう、ジーコ!
そして今日、6月21日のお昼過ぎに見てみたら、ジーコが卵を産んでいた。
ジーコは、メスだったのだ。
先の日誌に「たぶんジーコはオスだと思うんだけど。」なんて書いちゃったのだが、見極めが甘かった。
原田病を患ってから、細かいものがよく見えないのだ(単なる老眼のせいかもしれないけど)。
そしてジーコは、交尾をしなくてもメスの蚕が卵を産むことを、私に教えてくれた。
ありがとう、ジーコ。
お蚕さん日誌|今日のアルバム:美しいカイコガになったジーコ
カイコガに変身したジーコ。優美だ。前脚で触角を撫でる仕草が、チャーミングだ。

このような大きさ。

