季刊『社会運動2024-4』ワクワクする再エネ社会_座談会まとめ記事

これまでの主な仕事紹介

発行:市民セクター政策機構
発売:ほんの木
担当:ドイツ・デンマークのエネルギー到達点:座談会 再エネで豊かに暮らす


季刊社会運動『ワクワクする再エネ社会 脱原発の世界を歩く』の巻頭の座談会記事を担当しました。

福島第一原発事故による甚大な被害は13年余の年月を経た現在も収拾できていないのにもかかわらず政府は原発再稼働に舵を切り、ずるずると原発が正当化されてしまっています。

でも、世界には脱原発・再生エネルギー導入を急速に実現している国があるんです。

2023年9月、生活クラブグループは「再生可能エネルギー政策と地域社会づくり ドイツ・デンマーク視察ツアー」を実施。
脱原発・再エネを基本方針に据え、どのように地域経済の発展が進められているかの実態を、関係者が学んできました。『社会運動2024-4』には、参加者4名の学びと気づきが盛りだくさんの座談会を巻頭に収録しています。

現地を巡っての参加者の驚きは……
● 再エネの供給が需要を上回って電気が余るとマイナス価格になる=電気を使うとお金がもらえる!
● お湯にして地域でエネルギーを溜める!
● 市民出資の協同組合が発電事業を運営している!

そして、すでに再エネ100%を実現したサムソ島(デンマーク)の市民によるエネルギー自治の進め方、ドイツのヘッセン州の「エネルギー・エイジェンシー」が実施している省エネのポジティブ・アクションなどなど、知れば、自分たちも実現できそうに思えてきます。

核廃棄物の最終処分場も決まっていないのに自分では何をしていいのかわらず、つい目を逸らして原発を容認してしまっている。みなさん、そんな状況ではないでしょうか(私もそうでした)。けれど今のままでは、危険が膨らむばかりです。まずは好事例に学んでみませんか?

目次はこちら
デンマークの熱供給システムの進化、ドイツのエネルギー政策転換についてなど、専門家の寄稿や、脱原発と民主主義についてなどが編纂され、読み応えのある一冊になっています。
ぜひ手に取ってみてください。

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