「滝とのどかな高麗の山里への道」を歩き、阿里山カフェでカレーを食べてきたよ♪

あちこち散策

11月14日に母の老人保健施設への移転がかなった。これにて全介助状態の母の7ヶ月の週末自宅介護に終止符が打たれた
というわけで、羽を伸ばしたいいや、うんと伸ばさなければなるまい。

……なんて、「ことさら無理に力を入れなくっても」って思いますよね。でも、介護疲れをリセットしようとすると、まずはそのままヘタってしまわないように、ちょいと力を入れなきゃあかんのですよ。じゃないと、そのままズルズルッと腑抜けてしまいそうなのよ。
それで、「こういうときは自分たちをちゃんと労っておかなくちゃね」と、あえて掛け声高らかに姉と二人で出かけることにしたというわけでした。

せっかくなら自然の中を歩きたいし、おいしいものも食べたいよねー。
と頭を巡らせて選んだのが、埼玉県日高市の高麗♪

ちょうど2年前の同じ頃、高麗散策に出かけたことは阿里山カフェ&高麗散策、91歳の父と埼玉いいとこディスカバー!につづりましたが、「また行きたい」と思いながらも実現できてなかったの。

高麗方面で散策できるところを検索してみたところ、こんなページを見つけた。
「西武鉄道で行くハイキングコース24選」
西武線沿線に住む私たちにピッタリじゃない♡

山歩きといえば、かれこれ6年ほどブランクがあるけれど、「初心者レベル」ならなんとかなるかな。姉は私より堅強だから大丈夫かな。
というわけで選んだのが、こちら「滝とのどかな高麗の山里への道」
西武鉄道秩父線の武蔵横手駅下車、五常の滝、北向地蔵を経由して、物見山、高指山、日和田山、金刀比羅神社を経て下山し、阿里山カフェへ(コースにはカフェは含まれないけど、高麗駅に向かう途中にあってバッチリ👍)

お恥ずかしながら、途中何ヶ所かの岩場で「これが『初心者コース』って言ったの誰よーっ(゚o゚;;」って叫んじゃったし、姉妹揃ってへとへとすぎて物見山も高指山も日和田山も「頂上→」の標示は見なかったことにしてショートカットしてしまったよ(*゚▽゚)ノ
道半ばで既に疲労感あふれて腿も足も痛かったから、きっとその晩は筋肉痛でもんどりを打つだろうと予想していた。けど、姉妹ともに、その晩も翌日も翌々日もさほど痛みに苦しむことがなかったことを思うと、やっぱり普通に妥当な「初心者コース」だったんでしょう(*´-`)

今回は、母が入所した老人保健施設に認知症の父を2泊3日のショートステイに送り込んだ中日だったので、朝と夕方のデイサービスの送迎時間による制限もなく出かけられて、たっぷり歩いて、おいしいランチもデザートも堪能して、うふふ、思い通りに羽を伸ばせて満足な1日でした♡

武蔵横手駅のそばにある道標。高麗人の顔がいいね
山の麓ののどかな光景。柚子がなってた
しばらく杉木立が続く。コースの半分ほど道はアスファルトだった
このあたりは県立奥武蔵自然公園だと知った
「五常」とは、仁義礼智信という人が身につけるべき五つの徳
受付で拝観料200円払い、「どうぞ」と言われるままカレーリーフとレモングラスを頂戴した。うれしいサプライズ♡
人が身につけるべき最高の徳を「仁」として広めた孔子をはじめ、「五常」の教えの関与者の聖廟が並ぶ
滝上から滝壺までの落差がおよそ12メートルの五常の滝。美しい曲線が印象的
五常の滝を過ぎてから、こんな切り通しも
ところどころに見晴らしのよいスポットが
毛呂山町も通過!
同じ林道でも場所によって管理者が違うと標識が教えてくれる
また違う名称の看板が…
北向地蔵でひと休み
お手洗いのある駒高あたりの標識
今年は各地で熊が出没しているので、すれ違う人たちのほとんどが鈴をつけていた
金刀比羅神社の正面は急斜面の「男坂」。向こうに絶景が広がる
疲れたけど、来た甲斐があったと思える絶景でした
巾着田に真っ赤な曼珠沙華が咲く季節は、どんな眺めになるんだろう?
念願の阿里山カフェのカレー♡ 絶品♡
見るだけでもハッピーになるカプチーノ
鹿台橋からの高麗川の眺めに胸キュン♡