和室DIYリフォーム中! まずは壁にペンキを塗った

暮らしのDIY

11月末からボチボチと進めていた和室のペンキ塗りが、やっと完了した。ふふふ♪

築50年近い自宅の和室は、くたびれ感がかなり強かった。
ここに引っ越してきてもうすぐ4年になるが、ずっと、どうにかせねばどうにかせねばと気になってはいた。それが今年2021年8月に母が骨折で入院し、一人暮らしのできない高齢の父を札幌から連れてきてからは、この和室を彼の寝室として使うことになり、母のリハビリが長期化して今後のことも考え合わせるに、もはや「やらねば!」とスイッチが入った。

「和室をDIYリフォームする」と告げると、「そんなことはしなくても十分住んでいられる」と父は気乗りしない様子だった。おそらく目がよく見えていないのと、もともと無頓着だからもあるだろう。「金はかけるな」とも言うので、節約気質も多分に影響した発言だと思われる。
しかし、ほとんど使っていなかったときは「ま、いいか」で済ませられた襖の変色や壁のシミなどが、父の世話で滞在時間が長くなるにつれて目につく目につく激しく目につく。しかも老いた父が寂れた部屋にいるのは佗しすぎて、私の気が滅入る。いやいや、どうにかせにゃあ。

いや、こうして写真で見ると襖の変色がひどいっす^ ^;
かつての水漏れの跡らしいが・・・目に余る^ ^;

というわけで、やるなら今だ。
計画は、①土壁にペンキを塗る、②襖を張り替える、②床は畳→無垢杉に敷き替える、という3ステップ。

まずは、壁面積を測り、土壁にも塗れる「和室カベ用ペンキ」を10月末にネット注文した。
しかし仕事やら用事やら父の世話やら気分やらに押され、実際に着手できたのは11月20日過ぎてからになってしまった。
さらに、マスキングテープで養生+壁面にペンキを塗るという作業を2〜3時間というのを4回ばかりしたところでペンキが足りなくなってしまい、追加注文して到着を待って再開するという事情が加わって工期が長引いてしまった。トホホ。
一回塗り:せんい壁など吸い込みの多い面5〜9㎡」という注に従って計算したのだが、一回塗りでは済まず二回塗りしたからだ。土壁は、かなりのペンキ喰いでした。
でも、DIYだから工期が長引いても何の問題もないのさ。イエィ👍

1回塗りだと、ムラになってしまう

都合のつく時間だけ塗っては次回に……と気ままに塗り進めている途中段階なのに、その度に父は「おお、もう塗り終わったのか!きれいだな」などと言う。
「ほら、塗ったのはこっちで、そっちはまだ塗ってないよ」と説明してもリアクションは「ほぉ、そうか」と鈍く、91歳でだいぶボケている父に違いが見えているのか見えていないのか分からない。ま、いいか。

差は、一目瞭然なのだが…

ペンキの色は「宇治茶」を選んだのだが、塗ってみるとエメラルドグリーンっぽい。
はじめはちょっと違和感があったが、仕上げてみると全体的に雰囲気が明るくてモダンでいい感じになったと思う。

気になっていたシミも、ばっちりカバーできた。
壁のシミがなくなると、ほんと気持ちがいい! 知らず知らずのうちに心に悪影響を及ぼしていたんだなぁ。やっぱ、塗ってよかった。

父の着替えを手伝ったり、布団の上げ下げを見守ったり、そうじしたり、日に何べんも出入りする和室が快適になって、私自身の心の負担が驚くほど軽くなった。
それに、なんといってもDIYリフォームは、めっちゃ楽しい。
これから襖も床もきれいになると想像すると、もう、うふふ、うふふ、なのですよ。

というわけで、次は襖張りだ。和紙の襖紙&のり&引手はすでに岐阜の「紙苑」で注文して届いている。その次の床材「百年杉」も注文済みで、材はすでに尾鷲から届いて工房で加工待ちとのこと。
できれば年内に襖の張り替え、年明けて床敷きという予定にしている。

いや〜、わくわくいっぱいの年末年始、DIY祭りじゃ♪♪♪