今年も、夏が長かかったですね。猛暑日がなかなか終わらず、つらいつらい、もうヘロヘロでした。
それでもなんとかバテずに耐えていたのですが、9/19(木)の午後あたりから眠くて眠くて寝ずにはいられない状態になり、楽しみにしていた月2回のうちの1回のウクレレ・サークルを休んで寝て過ごし、翌朝は打ち合わせに出かけられるまで持ち直したものの、気温が下がって久しぶりに30℃を切った温度差にノックアウトされたようで、翌日21日(土)には微熱。せっかく父がショートステイで不在の週末だったのに、参加を予定していた講演会も映画会も行けずにひたすら眠って過ごしてしまった。なんてこった、ショボン💧
とはいえ、これはタチの悪いウィルスなんかではなく、疲れが溜まってバテただけだということはわかった。60年も生きてくると、そう、わかるのよ。
で、微熱をやり過ごすと、無性に片付けがしたくなった。
30℃を超えない気温だと、めっちゃ楽に動ける。これはもう別世界、もしや重力が半減したか?と思うほど。
夏のあいだは目にも肌にも突き刺ささらんばかりだった日差しも穏やかになっていたから、窓の外に下げてあったスダレも、もう、取っちゃえ!・・・で、部屋の隅々まで光に満たされてみたら、うわっ、何これ?
寝室にも書斎にも新聞や本が床のあちらこちらに無秩序に重なっていて、それらの上にも、その隙間の床にも、埃、埃がうっすら。・・・やだ、私ったら、こんなところで暮らしてたの?って驚いちゃうくらい、それはカオスだった😱😱😱
思えば、愛犬マリアの存命中は毛と埃が絡まった「ふわちゃん」がたくさん舞うので、少なくても1週間に一回は掃除をしていたのだけれど、1月にマリアが亡くなってからは「ふわちゃん」もいなくなり、よって掃除の頻度が急低下していたんだな、と気づいた。
それにしても、スダレをして、その上に昼間も遮光カーテンを半分くらい閉めて過ごしていた夏。部屋の様子が見えていなかった😅
で、片付けはじめてみると、夏になってからの散らかりはもとより、この実家に出戻ってきて6年半、本や書類や古着などをただただ溜める一方だったことにも気づいた。3〜6年単位で引越を繰り返していた頃は、その度に不要なものをごっそり処分していた。これはもう、引越すつもりでいろいろ処分して物を減らすことにしようと思いを定めた。
というわけで、目下、片付けを続行中。
古本屋に持っていく本を横によけたり、不燃ごみや資源回収の日に合わせて処分できるよう分類したりまとめたり。時間を見つけては、コツコツと続けてます。
が、何も置かれていない床面積が広がってきたものの、まだ終わりは見えてない。やれやれ。でも、がんばる。この夏、とうとう還暦を迎えたワタクシ。もう、持ちきれない荷はいらない。軽やかに生きたい。
片付けついでに、PCの「書類」フォルダに溜まっていたデータをバックアップして、一年以上ぶり(😱)にPCのバージョンアップも実行。仕事や市民活動で日々やるべきことがたくさんあって、「バージョンアップ作業をしていてPCが使えなくなるようなことが万が一あったら困る」と言い訳して先延ばしにしてたけど、やってみればなんのことはない、ほんの10数分で完了😅 こんなことなら、もっと早くやっていればよかった。これからは、「気になることはすぐやる私」になりたい。
これを機に、スクリーンセイバーも変えた。Macの「カリフォルニアのイルカの群れ」の動画を設定してみたら、なんとまあ予想外にとてもいい。
毎朝PCを立ち上げるたびに、しばし、イルカが泳ぐ様子をうっとり眺めます。世界のあちこちで戦争が終わらないし、気候変動は待ったなしだし、日本では裏金や家父長制にしがみつく「おじさん政治」が続いているし、認知症の父は毎日トイレを汚しほうだいで、滅入ることはたくさんあるけれど、水中を優雅に泳いでいくイルカを眺めていると、「肩の力を抜いて、私にできることを一つ一つ楽しみながらやっていこう」と思えてきます。
みなさんは、どんな秋を迎えていますか?
