はやいもので、もうすぐ2021年が終わる。
あ〜、今年もいろいろあったなぁ。
……って、いろいろなかった年などないか。てへへ。
みなさんは、どんな一年でしたか?
というわけで、そろそろ心が来年に向きはじめた11月末に買ったのが、2022年のダイヤリー。
私は、Campusのweeklyバーチカルタイプを2014年から8年間愛用してきた。最初の2年は小ぶりのA5サイズで、2016年からは一回り大きいB5サイズ。
このダイヤリーには予定は書かず(予定はgoogleカレンダーに入れる)、やったことを書きこんでいる。4色ボールペンで、①家事や私用、②仕事、③社会貢献、④お楽しみ、と色分けして記録する。そうすると、ページをめくるだけで配分が一目で見て取れて、自分なりに活動バランスがチェックできるのだ。仕事にかかった時間をカウントし、収益効率を計算するのにも使っている。
こんな風にダイアリーを活用するようになったのは、佐々木かをりさんの著書で時間管理の方法を知ったのがきっかけだった。
棚の奥から歴代の手帳を取り出してみると、2006年からこの方式を採用していたのが分かる。なんと40歳の頃から16年間、私はこの方式で人生の多くを記し、自分のあり方を見つめてきたのだなぁ。
ところどころに、姪っ子たちと撮った小さなプリクラが貼ってあったり、息子が高校を中退して仕事をみつけてきた日には彼の証明写真の脇に「脱皮」と書き付けてあったりもする。重ねてきた日々が簡潔に振り返れて味わい深い。文章を書き連ねた日記とは一味違う。
さて、こうして振り返ってみると、バーチカルタイプのダイヤリー歴16年のうち8年、ちょうど半分の年月をCampusのノートタイプを愛用してきたことになる。そして、これからもずっと私はCampusのweeklyバーチカルタイプB5サイズを使いつづけたいと思っている。コクヨさん、ぜったいぜったい製造中止にしないでね、お願いしますよぉ〜!
Campusのノートタイプがなぜこれほど使いやすいのかと言えば、まずは、かさばらないことだ。厚みが普通のノート程度なので、どのページを開いても書きやすい。私はほとんど自宅の書斎で仕事をしているので持ち歩くことはめったにないが軽くて持ち運びしやすいし、保管するにも省スペースだ。
それから、表紙も裏表紙も紙なのがいい。手帳タイプはカバーの合皮の手触りがベタベタして不快なものが多く、かつてはフェルトや布でカバーを手作りして付け替えていた(それはそれで楽しかったけど、老眼が進んだ今となってはめんどくさい、不要な肩凝りは避けたい)。しかも昨今プラスチック類が自然環境や生物に与えるマイナスの影響が大きな問題になっていることからしても、ノートタイプは優秀だ。
さらに、お値段も手頃で1000円弱。手帳タイプはいろいろあるけど、店頭で見たところ2000円台から4000円程度に及ぶものもある。そんな中で1000円札でお釣りがくるのは、とてもうれしい。
そして、なんといってもレイアウトに無駄がないのがいい。
手帳タイプには、ダイアリー部分を小さくして周囲にあれこれメモ欄を配したり、ものによっては格言みたいなものまで印刷してあったりするが、私にとっては無用の長物だ。はっきり言って邪魔なんです。それに比べて、Campusノートタイプはダイヤリーとして本当に大切なものにしっかりとスペースを取っているシンプルさが秀逸で、右脇に前後含め3ヶ月分のカレンダーを配してあるのもなかなか便利なのだ。濃いめのグレーを基調に、月の数字と休祭日がマゼンタ、土曜がシアンという配色も安定して見やすい。
こうしてこのダイアリーの良さを羅列してみると、あらためて感心する。ああ、ほんとに素晴らしい、ワンダフル〜♡
今、まだ何も書かれていない新しいダイアリーを前に来年に思いを馳せると、なんだかワクワクしてくる。アレもやりたい、コレもやりたい、あんな風にやったらどうかな?こんな風にやっても面白いかも?……なんてアイディアが浮かんでくる。
こんな風に次年に向けてワクワクするのは久しぶりだ。
近年の私ときたら、病気とか会社を閉じるとか資格試験受けたとか新しい仕事に慣れられないとか、どちらかというと不安に絡め取られがちな年末が多く、未来へのワクワク感は希薄だったが、今は明るい気持ちで展望できる。何年ぶりだろ、こんな感覚? うふふ、いい感じ。
最近、友人知人と会って話す機会があれこれあって、その人たちからエールやアイディアをたくさんいただいているからだと思う。ありがとう!
そんなわけで、恒例にしている年明けの振り返りと展望の一人ブレストが、今から楽しみです。