毎度毎度のことですが、どうしてなんでしょうかねー。
「あー、これ、何とかしなきゃ」
「うー、これ、みすぼらしい」
「おー、このままじゃ、まずいぞ」
と気づいていながら、さっさと動かないワタクシ。
このブログに記したように、フェンスのペンキ塗りは1年ほど、書斎の壁のペンキ塗りは2年ほど、杉床の敷き納め部分の手直しは何ヶ月も・・・と、かなりの月日を経て、やっとやっと重い腰をあげるという成り行きになっている。
やれば楽しいし、スッキリする。
やらないうちは、気になって気になって心が重い。
なら、さっさとやってしまえばいい。
なのにグズグズしてしまうことが、近年多くなった。我ながら、困ったもんだ。
というわけで、今回は寝室の障子紙の張り替えであった。
「張り替えなきゃ」と最初に思ったのはいつだっただろうか?
6月初旬にメモしたToDoリストに「障子張り替え」という文字が残されているのを見ると、少なくとも3ヶ月前には念頭にあったことが分かる。おそらく、メモを書く前に「どうやるんだったかな? 紙をどうする? ホームセンターで買ってくるか、ネットで買うか?」などと検索したと思うから、それよりも何日か、何週間か、はたまた何ヶ月か前だったかもしれない。
しかし、暑い夏でしたからねぇ。
築45年ほどの木造2階建の、2階南側の窓の障子なのですよ。夏には、室温が軽く35度を越してました。無理ですよね、そんな中で張り替えなんて。汗(←なら、夏が来る前にやっとけ、という話ですが)
そして8月初旬くらいからは障子紙が下の方から剥がれてきて、開け閉めするたびに2枚の障子のあいだで紙が折れたり挟まったりするようになってしまっていた。さすがの私も、いよいよ・・・と腰を浮かしていたのだけれど、札幌にいる高齢の母が転んで大腿骨を折って入院し、一人で暮らせない父を所沢の自宅に連れてくるという予想外の展開になり、父がこちらの暮らしに慣れるまであれやこれやと手間取っているうちに9月になだれ込み、そのまま日々があれよあれよと過ぎてしまい、その日々の流れとともに障子紙の剥がれる面積はズルズルと広がっていき、ほんとにもうこれは目が当てられないという状況にまで発展してしまった。
もう、迷っている暇はない。
しかも、その同じタイミングで玄関チャイムの調子が悪くなって「ピンポ〜ン」の「〜ン」しか鳴らなくなり、父のデイケア施設のお迎えが来ても、父の耳にその音が聞こえないという事態が発生し、これはもうホームセンターでコードレスチャイムを買ってくるしかなかろうと決意し、それならば障子紙も手に入れてくればよいではないかという格好のチャンスとなり、すわと自転車を飛ばすに至ったのであった。
そして諸々のグズグズの顛末と同様で、やってしまえば何のことはない。トータルで2時間半くらいの作業で、すっきり解決したのでした。毎度のことですが、さっさと片付けてしまえないかね、自分。トホホ。
さて、一応、作業を振り返っておきましょう。
まずは、準備。新聞紙を敷いて、障子を外して載せる。
それから桟に霧吹きで水をかける。みるみるうちに紙が浮いて、スルスルっと剥がせるようになる。
次に、桟にこびりついたノリの跡を、雑巾と水でしっかり拭き取る。
この作業が面倒で、手間も時間もかかる。
桟のノリ跡が取れたら、新しくノリを塗り(今回は刷毛は使わず、チューブの先で塗れるタイプのノリを採用)、巻かれた障子紙をコロコロと転がして広げる。
はみ出した縁をカッターで切ったら、できあがり。
新しい障子紙のなんと白いこと。差し込んでくる光のなんと清々しいこと。
紙が挾まることなく開閉できるのが、なんと快適なこと!(←って、この状態がフツーだよね^ ^;;;)
あー、ほんとスッキリです!!
しかも経費は、障子紙とノリ、合わせて1,500円ほど。
もー、次回はさっさとやるぞ!と思ってます。