暑いときは、杉床に直寝でなきゃ

日々の楽しみ

そろそろ、暑さ疲れに侵食されてきた気がします。
私が住んでいる地域では、明日はなんと最高気温38度の予報が出ています。
みなさんも、お気をつけくださいね。

今日は午前中、台風10号の影響なのか風が強めで、一時強い雨も降った。
こんな天候だと、だるくなります。
あまりのだるさに、起き上がれなかった。
で、ゴロゴロ寝てました。

暑い季節、私は寝るときは、床に直寝しています(昼寝も夜も)。
9年前に既存の床にDIYで敷ける無垢床材を製材所さんと共同で商品化する過程で試し、さらに仲間と会社を立ち上げて販売しているあいだに自宅の無垢床面積を広げ、これまで二度引っ越してその度に敷き直し、現在の自宅はリビングも寝室も床は無垢の杉。
この杉床に直寝するのが、ハンパなく快適なのですよ。

何しろ、肌触りがいい。
杉は熱伝導率が低いから、冷たくなく熱くなく、ほどよい温度が保たれる。しかも、調湿作用に優れているから、サラッとしてベトつかない。

布団やマットだと、そうはいかない。
時間の経過とともに熱がこもり、汗とともにジメッと肌にまとわりついてくる。そして眠りを妨げる。

というわけで、杉に直寝の快適さを知ってしまうと、布団にもマットにも戻れない。

もちろん杉の床は、布団やマットのような柔らさはない。というか、固い。
だけど広葉樹のように硬質ではなく、同じ針葉樹のヒノキと比べても柔らかい。床として、絶妙な素材なのだ。
とはいえ、板は板だ。起き抜けに、体にこわばりを感じることもある。だけど、起きて動き始めれば、むしろ背中や肩にスッキリ感が広がる。
慣れてしまうと、いたって快適なのが不思議。まるで、杉床直寝健康法だ。暑さにノックアウトされずに耐えることができているのは、たぶん杉のおかげ。

この夏は、例年になく夕方から心地よい風が吹いてくる日が多く、おかげで、窓を開けて扇風機をつけておけばそれほど寝苦しくない。8月に入ってからもクーラーなしで眠れていて、とてもありがたい(クーラーはあまり好きじゃないので)。

立秋を迎えましたが、しばらくは杉に直寝が続きそうです。

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