6月に入って図書館再開! 私の頭脳もリスタートできそう♪

日々の楽しみ

新型コロナウイルス感染予防の対策として閉館していた所沢市立図書館が、6月2日からやっとやっと再開した。
ひゃっひゃっひゃっ、うれしいな♪

先立って5月19日から臨時窓口は開いてはいたけれど、インターネット予約は休止のままだった。6月2日からは、そちらも再開された。ひゃっほ〜♪
いまかいまかと待ち焦がれていましたよ。

これで、何か調べたくなったり、ざっと資料をあさりたくなったりしたら、図書館に行ける。目星をつけた資料も予約できる。やったやった♪

私は、企画のネタを探したり、興味のある分野の本を俯瞰して見てみたいとき、図書館に行くのを常としている。インターネットで検索しているだけだと、どうも思考がふわふわと定まらない。アイディアを頭のなかで転がしながら、あれこれ本を手にしているうちにだんだん地に足がついてくる気がするのだ。
図書館が再開されたので、私なりの情報と思考のつなぎ合わせもリスタートできそうだ。ありがたい。

とはいえ、再開の前段として臨時窓口が開かれていたのも、私にとってはとても嬉しいことだった。だいぶ前にインターネットでポチってあった予約待ちの『展望塔のラプンツェル』が読めたもの♪
臨時窓口では、司書さんが子ども向けにセレクトした「児童書おたのしみセット」が借りられるようになっていて、とても素敵な取り組みだと思った。もし子どもだったら、小躍りしただろうな。

私がいつも行く中央図書館はちょっと古めだけど、所沢航空記念公園の一角にあるので時間に余裕があればついでに公園を散歩してリフレッシュできるのがいい。

臨時窓口は、通常の入口のちょうど裏側に設置されていて、脇に、こんなふうに人と人の距離を保って並べるような仕組みになっていた。

掲示にしたがって進んでいくと、そこが臨時窓口。
いつもは新聞・ビジネス書コーナーの部屋の窓にテント屋根が付けられていて、窓の向こうに司書さんたちがいる。「なるほど、こんな風にできるんだ!」と感心するほど、よく工夫されていた。

去年の12月から今年の1月にかけてのエレベータ工事中、同じように臨時窓口を設置していた時期があったから、職員さんたちは手慣れていただろうけど、あれやこれやを移動させたり配置したりするのはさぞ面倒だっただろうと想像する。

臨時窓口の手前には、本を消毒できる細やかな配慮も。
(私はあまり神経質ではないので使いませんでしたが)

6月2日の再開からは、いつもどおり館内で本を見てまわれるようになったとはいえ、滞在時間の制限は30分以内。厳格に監視されているわけではないけど、なんとなく落ち着かない。

このあいだ寄ったときは雑誌を閲覧したが、椅子が撤去されていて立ち読みオンリー。立ちっぱなしはしんどいし、時間も気になるし、うーん、やっぱり集中できませんでした。

でも、図書館の再開はほんとうに嬉しい。
だって、外出自粛期間中に知りたいことや調べたいことがやたらと増えたんだもん。
感染症についてはもちろん、なんでこんな緊急時に的外れな政策ばかり出てくる政治体制になってしまったのかも調べてみたい。
これからの社会を考えるにも、私がやるべきこと考えるにも、図書館が必要なのだ。

というか、図書館を必要としているのは、きっと私だけではないだろう。
こんなときだからこそ、普段よりももっと必要とされているに違いない。

再開にあたっては、職員の方々は感染の不安もあるだろうし、感染対策は煩雑だろうし、普段よりもご苦労が多いことと想像する。心からありがたく思う。

今は、あらゆる場所でみんなが感染予防策を試行錯誤しながら日常を再開しているところだ。万が一、感染が再拡大してしまったら後戻りしなければならない。まだまだ気が抜けない。
だけどきっと、いろんなところで試行錯誤されて効果のあった対策は共有されていくだろう。全国各地、いや世界中での優れた取り組みも豊富に出てくるはずだ。
再び感染症が広がるようなことがあっても、あらゆる文化と知識の宝庫である図書館を開いていられるノウハウも育っていくだろうと、私は想像&期待している。

思えば、かつて近隣の図書館が改装工事などで一定期間閉まっていたことはあっても、地域でも周辺地域でも図書館が全部閉まっていたことなど、私の人生で一度もなかったことだ。
図書館の大切さをひしと感じた2ヶ月だった。再び閉館になるようなことがないことを切に祈りつつ、喜びを噛み締めている。