季刊『社会運動2020-4』生協の子ども支援についての取材記事

これまでの主な仕事紹介

発行:市民セクター政策機構
発売:ほんの木
「Case Study」生活クラブ連合会常務理事・伊藤由理子さん
「首都圏若者サポートネットワークが目指すもの – 生協が始めた若者支援の活動」
取材・執筆:安田知代

季刊『社会運動』2020年4月号は、『子どもの命を守る社会をつくる』という特集号です。

児童虐待が増えている社会背景には、子どもの貧困があります。
そして子どもの貧困の背景にあるのは、親の貧困。

虐待の原因が全て貧困にあるわけではない。しかし、家庭の貧困が影響して虐待が起こり、子どもにはDVの後遺症が残り、就労が困難となって貧困に陥る『貧困の連鎖』が生まれることは明らかになっている。
と、この特集の冒頭で白井和宏さん(一般社団法人 市民セクター政策機構の代表専務理事)は指摘されています。

1990年代半ば以降、非正規労働やワーキング・プア(働く貧困層)が増え、それに比例して児童虐待相談件数も増えている。結局、親の貧困問題が解決しない限り、虐待も増え続けることになるだろう。」とも。

この一冊を読むと、児童相談所の状況、シングルマザーの労働条件、「貧困専業主婦」という新しい格差の現象などを通して、過酷な環境にいる子どもたちの現状を把握できます。そして、社会的擁護を必要とする子どもたちをサポートするさまざまな先進事例も知ることができます。
心がキリキリと痛む状況も、希望をつなぐ活動の数々も、たくさんの人たちに知っていただきたいと思います。

私は、『首都圏若者サポートネットワーク』について伊藤由理子さん(生活クラブ連合会常務理事)を取材し、さまざまな生協や労働組合が協力して困難な状況にある子ども・若者の自立を支援している活動の紹介記事をまとめました。

まずは、過酷な現状を知ることの大切さを、取材を通して痛切に感じました。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大と経済活動の縮小の影響がいかなるものになるか予測がつかない今だからこそ、これから負の影響が大きく出るであろう社会的弱者の状況を知り、今後予想される困難の拡大に備えていかなければなりません。

お手に取っていただけたら幸いです。

定価1,000円
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