季刊『社会運動2019-1』こだいらオープンガーデン取材記事

これまでの主な仕事紹介

発行:市民セクター政策機構
発売:ほんの木
担当:《Case Study 04》こだいらオープンガーデン

季刊『社会運動』2019年1月号は、『0円生活を楽しむ シェアする社会』という特集号。
「シェアする社会」についての三浦展氏や鶴見済氏などの解説と、各地で広がる事例を紹介する一冊です。

私は、事例紹介のひとつを担当し、東京都小平市で展開されている「こだいらオープンガーデン」を取材しました。
西武新宿線小平駅からほど近い 「カフェ・ラグラス」さんと玉川上水に隣接する「森田ガーデン」さんで詳しくお話を聞かせていただき、ほかにもいくつかのオープンガーデンを訪問し、オーナーさんたちの心温まるおもてなしと小平市の豊かな環境に触れることができました。

現代の生活では「売る、買う、消費する」という消費生活ばかりに重点を置きがちですが、「これからの『幸福』は『シェア(共有)』の中にあるのでは?」という問いを投げかけるのが、この特集号です。
私もこの取材を通して、お金が介在しない人との関係性と自然を楽む方法についての視野が広がりました。

「シェアリングエコノミーって何?」
「『0円生活』なんてできるの?」
「お金があまりないけど、どうやって暮らしていけばいい?」
……そんな疑問を持つ方におすすめの一冊です。

xChange」「くるくるひろば」「かえっこ」「藤野地域通貨よろづ屋」「くにたち0円ショップ」「カフェ湖の路」「なんとかBAR」「mixi『あげますください東京都・全国』コミュニティ」「neobar」「WWOOFジャパン」など、一般的な消費経済の外側でのいろいろな事例はどれも面白く、関わる人たちの個性や生き方に共感を覚えたり刺激を受けたりできます。
ぜひお手にとって読んでみてください。

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